ベイスターズ以外の11球団の開幕投手が決まる中、ベイスターズだけまだ発表されていません。
三浦監督は既に本人には伝えており例年通り20日の出陣式で発表を行うようです。
2週間前の週末に行われた3連戦では6人の先発候補が登板。
先週は金曜土曜が中止になってしましましたが、日曜日に平良拳太郎投手、濱口遥大投手、京山将也投手。
ファームで大貫晋一投手が登板しました。
2週間前よりは予想がついてきたものの、まだファンでもわからない状況です。
開幕投手候補をみて考えてみましょう。
本命:濱口 遥大
昨シーズン:6勝5敗 4.60
実績を考えると一番手に上げられるのが濱口投手です。
2017年の日本シリーズでも途中までノーヒットのピッチングをしたのが印象に残っています。
しかしここ近年はと伸び悩んでおり、課題の立ち上がりに大量失点のパターンが目立ちます。
開幕戦の初回から乱調するような事があればチームの士気にも関わってきます。
1/143とは言え、大事な初戦なので安定感を重視するのであれば別の投手を選ぶかもしれません。
ただデーゲームよりもナイターの方が強いことを考えると開幕3連戦に投げるのであれば初戦が良さそうです。
ちなみに濱口投手が開幕戦に投げる場合、開幕戦のキャッチャーは誰になるのでしょうか?
濱口投手の恋女房と言えば去年オリックスから自由契約で復帰した高城選手です。
今のところ2軍調整でオープン戦には登場していないのでキャッチャーも気になるところです。
対抗:大貫晋一、平良拳太郎
昨シーズン:
大貫 10勝6敗 2.53
平良 4勝6敗 2.27
次点は大貫投手と平良投手です。
本来はどちらかに絞るべきなのですが優劣が付けられないぐらい二人とも良い投手です。
昨シーズン唯一二桁勝利を上げた大貫投手は本命の濱口投手と比べても引けを取りません。
小さい変化をする球種を数多く使い、相手打者を手玉に取ります。
去年5月の甲子園で打ち込まれて以降、何が変わったのかわかりませんが急に別人のようなピッチングで一気に二桁勝利を飾りました。
ここまでのオープン戦でも安定したピッチングを続けており、今年も期待の高い選手です。
平良選手も昨シーズンは途中で離脱した時期もありましたが安定したピッチングを披露しました。
人的保障で巨人から移籍してきた経歴があるので古巣巨人との開幕戦でその因縁を込めての対決も面白いと思います。
しかオープン戦では4回2失点、3回3失点と精彩を欠いたピッチングが多く現時点では本来の投球にはまだ達していないのが気になります。
昨シーズンの安定感を重視するのであればこの二人が選ばれてもおかしくないです。
また選ばれなかった場合はどちらかがハマスタでの初戦となるOPENING SERESEに回る可能性が高いです。
大穴:京山将也
昨シーズン:2勝1敗1.38
次の候補は普通であれば上茶谷投手となりますがあえて京山投手を上げてみました。
ストレートの球速を徐々に上げ、いよいよ150kmを投げる選手に成長。
今年の京山投手はいよいよブレイク!という感じがしています。
これからのベイスターズを背負うという発破をかける意味での大抜擢はありだと思います。
今年活躍して背番号を48から30数字を減らして「18」ということも期待したいですね!
本当は2週連続で金曜日に登板の予定も試合中止。
ファームの試合の登板に回るのかと思いきや土曜に先発予定だった濱口投手と共に日曜にスライド登板。
わざわざスライドしたことを考えると・・・あるかもしれません。
開幕ローテションも熾烈な争い!
今回話題にした投手に加え、ドラ1の入江選手、昨年ファームで結果を残した阪口選手がおり、今永選手や東選手がいない中でも期待の先発候補が揃っています。
この中から果たして誰を選ぶのか?
開幕投手もですが開幕ローテーションが楽しみです。
そして監督して初年度を迎える三浦大輔監督ですが、現役時代何度も開幕投手を務めるも一度も勝てませんでした。
「俺を超えろ!」のハードルも開幕戦については低いので選手には監督超えを目指して頑張ってほしいです(笑)